村上造園

区役所を通じてご紹介があり、大阪市旭区の一戸建てに住まれるK様より「クスノキの伐採」をご依頼いただいた事例です。
「枝葉が隣家に接触し、近所から苦情が出ているクスノキを伐採してほしい」とのご要望でした。
伐採方法の検討と見積のためご訪問し、現場確認を行いました。
その結果、4畳半程の広さという狭いスペースに高さ13mのクスノキが植わっているため、一般的な伐採方法を選択できないことが判明しました。
木に滑車を取り付け、ロッククライミングで使用するようなロープを使用して伐採作業を進める特殊な方法を選択することとなりました。
そのような伐採を行える専門業者と組み、再度現場の確認と見積のためご訪問しました。
その後、見積をご確認のうえ、当社にご依頼いただきました。
作業の流れは以下の通りです。
1.下から届く範囲のクスノキの枝葉の剪定
2.クスノキの幹の上部に滑車を取り付ける
3.クスノキの枝葉の剪定
4.クスノキの幹の伐採
5.掃除・片づけ
クスノキの植わっている4畳半ほどの裏庭のスペースにて、作業準備を行います。
まず作業スペースを確保するため、木に登らずに行える剪定作業から開始しました。
チェーンソーを使用して、手が届く範囲の枝葉を剪定し、作業を行うためのスペースを用意しました。
今回は、クスノキの枝葉を安全に下まで降ろすための装置として、滑車を用意しました。
滑車にロープを通し、ロープを切った枝葉や幹に結び付けて、ゆっくりと地面まで降ろす仕組みです。
滑車を幹の上部に取り付けます。
作業者は、こういった特殊な伐採を行える者が行いました。
ロッククライミングで使用するようなロープを数本使用し、体をクスノキに固定し、足にはスパイクを取り付け、しっかりと木に登れる用具を用います。
設置した滑車を用いて、クスノキの枝葉を下の方から剪定していきます。
切った枝葉は、ロープに固定し、滑車を使用してゆっくりと地面まで降ろします。
落としてしまうと大きな衝撃が発生し、周辺の建物を破損したり大けがをする危険があるためです。
また降ろしていく途中も、隣接する住宅の屋根や外壁に枝葉が当たらないよう細心の注意を払います。
木の下の方から、徐々に上の方の枝を剪定していきます。
また、隣家の屋根にはこのクスノキの葉がたくさん落ちていたたため、隣家の屋根や樋もきれいに掃除しました。
2日間にわたる作業の初日は、枝の剪定まで実施しました。
初日に実施した枝の剪定により、クスノキは幹だけ残る1本の棒のような状態になりました。

この写真は、棒のような状態になったクスノキの上部が見えているものです。
滑車を固定しているロープが巻き付けてあるのが分かります。
2日目は、この幹を上部から順番に伐採していきます。
チェーンソーを使用して伐採しますが、上部には滑車のためのロープが取り付けてあるため、少しずつ滑車の取り付け位置も下げていく必要があります。
滑車の取り付け位置を下げながら、伐採作業を進めていきました。
作業者は、伐採作業をする者、ロープ操作をする者、下でゴミ運びをする者に分かれて進めていきました。
根本まで幹を伐採すると、切り株には除草剤を塗布し、これ以上クスノキが伸びないように処理をしました。
伐採した枝葉や幹は都度、手でトラックまで運び積み込みました。
最後に地面に落ちた枝葉や、作業時に発生したおがくずをきれいに掃除します。
以上でクスノキの伐採作業は完了です。

クスノキの伐採が完了しました。
今回は、非常に狭いスペースに大きなクスノキが生えているという状況で、滑車を用いた特殊な伐採方法を選択しました。
そのため費用も高額となってしまいました。
クスノキは鳥が運んできた種から自然に生えてくることが多く、大木になる樹種のため注意が必要です。
植えた覚えのないクスノキが敷地にある場合、早めに剪定や伐採を実施しないと、作業が困難になってしまう恐れがあります。
木が小さいうちに対処することが大切です。
屋根の高さを超えるまでには対処した方がよいでしょう。
作業後にお客様にも立ち合い頂き「近所から苦情を言われていたので、これで安心しました。」と嬉しいお言葉をいただき、大変良かったです。
一戸建てはもちろんマンションやビルのクスノキの伐採をご検討の方は、いつでもお気軽にご相談ください。
大阪市旭区でクスノキの伐採をご検討中なら「村上造園」までお気軽にご相談ください!
<作業内容>
■伐採
クスノキ H=13m 1本
<作業時間>
4人2日間
工事費用330,000円