村上造園

当社ホームページをご覧になられた大阪市旭区の一戸建てに住まれるT様より、「ケヤキの伐採・抜根」を電話にてご依頼いただいた事例です。
自宅を売却するにあたり、中庭に植わっているケヤキを伐採し、根も抜く抜根をしたいとのご要望でした。
見積のためご訪問し、ケヤキの状態の確認と作業段取りを検討しました。
見積をご確認のうえ、当社にご依頼いただきました。
作業の流れは以下の通りです。
1.ケヤキ伐採・抜根の計画(見積時に検討)
2.駐輪場の屋根撤去
3.ケヤキの枝葉の剪定・幹の伐採
4.中庭舗装(インターブロック)の撤去
5.道路に面したブロック塀の撤去
6.ケヤキの抜根
7.中庭舗装(インターブロック)の修復
8.駐輪場の屋根の修復
9.道路に面したブロック塀の修復
まず伐採の計画を検討します。
今回のケヤキは、敷地内の中庭にあたる場所に植えられていました。
根も撤去する抜根作業をおこなうためには、パワーショベルと呼ばれる重機を使用する必要があります。
重機の搬入には幅2m程度の重機が出入するためのスペースが必要です。
抜根計画を検討する際、この出入口の確保ができるかどうかがポイントとなり、場合によっては塀を搬入のために壊す必要が出てくることもあります。
今回は、中庭にあるケヤキであったため
が必要と判明しました。
費用としてもこれらの作業費がかかってきてしまいます。
伐採、抜根作業も含めて、50万円の費用がかかると見積しました。
これらを訪問の際に検討・ご説明し、その後ご契約いただきました。
当日行った作業手順です。
まずはケヤキのすぐ横にある、駐輪場の屋根を撤去します。
ケヤキを伐採する際、剪定した枝葉が駐輪場の屋根に落下して屋根が破損することを防ぐためです。
工具を用いて分解し、支柱だけ残る形にして伐採に備えます。
チェーンソーを使用して、下の枝から順番に切り、徐々に上部の枝を切っていきます。
下の枝から切る理由は、上の枝から切ってしまうと下の枝にひっかかり、危険が伴うためです。
枝をすべて切り落とし、ケヤキの幹だけ残る状態(1本の棒のような状態)にしました。
その後、ケヤキの幹にはしごで登り、職人が自身の体をケヤキの幹に固定します。
その状態で、チェーンソーを使用して、幹の上部から順に切断していきます。
徐々に下に降りていきながら幹を切断して、ケヤキの根本の部分をチェーンソーで切断して切り株だけ残る状態にします。
伐採後は、枝葉を掃除します。
次に、重機が通る部分の舗装を撤去する作業を行います。
舗装に使用されているインターブロックは、重機など重量があるものが乗るためには作られていません。
重機が上を通ると、インターブロックが破損する可能性があるため、一時的な撤去を実施しました。
ケヤキの切り株の周囲から順番にインターブロックを取り外していきます。
作業にはバールを使用します。
インターブロックはセメントなどで固定されていないため、機械を使う必要はありません。
次に、道路から重機を入れるために道路に面したブロック塀の一部を撤去します。
重機が通るためには、幅2m程度のスペースが必要となるため、撤去するブロックに印を付けます。
撤去するブロックと残すブロックの境目を電動カッターを使用してブロックに切り目を入れます。
その後、ハンマーなどを使用して、ブロック塀の上部より順番にブロックを撤去していきます。
ブロック塀の内部には、地震時に崩れないように鉄筋が縦方向・横方向に通されています。
耐震のため、横方向に通されている鉄筋は、残すブロック塀と繋げておく必要があります。
ブロック塀を撤去する際に、横方向の鉄筋を破損しないよう、ドリルを使用してブロックを撤去していきます。
ブロック塀の撤去が完了すると、重機を中庭に入れます。
ケヤキの切り株の周囲の土を掘るため、作業ができる場所に重機を据え付けます。
重機を使って土を掘り、根が露出する状態にします。
太い根は、チェーンソーで切断します。
その後、根にワイヤーをひっかけて、重機を使って引っ張り上げます。
根が取り除けると、重機を使って空いた穴に土を埋め戻しします。

抜根が完了したため、インターブロックのを復旧します。
まず、整地した地面の上に砂を撒き、整地します。
次に、作業のため一時的に退避させていた既存のインターブロックを並べ直します。
並べたインターブロック同士の隙間(目地)には、珪砂(けいさ)と呼ばれる砂を刷り込んんでいきます。
作業には柔らかなほうきを使用します。
珪砂を目地に入れることで、インターブロック同士がしっかりかみ合い、安定した舗装になります。
珪砂は徐々に嵩が減るため、多めに入れておくことがポイントです。
次に、伐採のために取り外していた駐輪場の屋根を復旧します。
まずは、骨組みを工具を用いて取り付け、その後屋根材を取り付けます。
こういった既製品の屋根は、廃盤となっている場合も多く、作業時に破損してしまうと修復ができなくなってしまうため、慎重に作業する必要があります。

次に、重機を入れるために撤去したブロック塀を修復します。
基礎部分は既存のものを残してあるため、再利用します。
基礎から1段目のブロックを設置していきます。
残しておいた横方向の鉄筋を使用します。
縦方向の鉄筋は新品のものを使用します。
設置時にはセメントを用いて固定していきますが、セメントが固まるまでには時間がかかるため、1日に積むブロックは4段にします。
一度に5段以上積んでしまうと、セメントが固まっておらず、塀が傾いてしまう恐れがあるためです。
翌日、セメントが固まってから、5段目以降のブロックを積み上げました。

中庭にある、高さ7mのケヤキを伐採・抜根しました。
5日間あった作業日程最終日に、お客様にも立ち合い頂き「これで安心しました」と嬉しいお言葉をいただき、大変良かったです。
樹木の抜根は、重機を入れるためのスペースをどのように確保するのか、安全性と費用面を総合的に考え、計画を練る必要があります。
想像以上に費用が掛かる可能性もあるため、本当に抜根が必要かどうかも検討することが大切です。
一戸建てはもちろんマンションやビルのケヤキの伐採・抜根をご検討の方は、いつでもお気軽にご相談ください。
大阪市旭区でケヤキの伐採・抜根をご検討中なら「村上造園」までお気軽にご相談ください!
<作業内容>
■伐採・抜根
ケヤキ H=7m 1本
■塀撤去・修復
■舗装撤去・修復
■サイクルポート屋根撤去・修復
<作業時間>
3人 5日